2013年10月22日

超初心者向けアート入門

@そもそもアートするとは何だろう?

アートを見る(観る)ことでなく、アートを制作するとは何かということ。なぜアートする?
僕自身がなんちゃってアートを制作する者。アートに様々な妄想を抱くアート好きです。アートが趣味、決してアートで食っているわけではありません。いろいろな事を言い訳にしてアートには生きていません。それなのになぜにアートに興味があるのか?はっきり言って技術力もないです。アカデミックレベルで言えば石膏デッサンを100枚描かずに美術系大学に入学した力量。デッサンはやはり枚数をある程度重ねないと上達しないもので200枚描いた友人と当時比べてその差が歴然としていました。

で、アートをなぜするのかという問いの続き。
美しいから、面白い楽しいから。などと理由はいろいろあるでしょう。誰かのアートを見て楽しむことは誰にでもできます。だけど何かアートが気になるからには、やはり自分でアートしたものを見て楽しみ、誰かに見てもらって更に楽しむというのが面白いに決まっている。

気持ちや感情を表現する。それだけじゃなくもっと抽象的な感覚だったり、自分でも驚くような新しいものが生まれるかもしれない。

 他人から強制されずに創造するということは自由そのもの。先ずここからが基本だと。好きにつくる。だから他人から強制されるようなことが少しでもあればあるほど、アートからは遠ざかることになる。

 先ずは他人からどう思われるかということから離れて、自分の世界を見つけていくことから始めよう。自分流でいい。自分流だからいいのです。

 じゃあどうやってアートを制作するの?という基本的なところからのスタートです。アート制作するたのテクニックは必要です。

 その方法としてこれまでの経験からだけですが、超初心者向けアート入門です。

EarthCake


A並べるアート

Bナチュラルアート

Cアートな写真を撮る方法

Dジャンクアート

Eデジ加工で遊ぶ

F身体という道具

G塗る
 純粋に塗るという一見単純で変哲もない行為には大げさに言ってしまえば人の心を開放するような力があると思うのです。またそれ以上にアートの力も秘めていそうです。

 絵画の世界で絵の具を塗るというと、経験と技術力が求められ大変に思えます。また家の外壁や室内の壁、家具などを塗るにしても同様なことが言えます。

 今回の「塗る」は絵画の絵の具を塗るというより、どちらかと言えばペンキを壁に塗るイメージに近いもの。基本は好きに塗るということ。早い話が、規則は無く自分勝手に塗ればいいのです。とは言ってもやはり綺麗に塗れるに越したことはないと思えば、それはまず塗ってみることから。


【絵の具や塗料の量も塗りだしてみて分かります。どんな大きさの塗料缶やチューブを用意すればいいのか、筆の大きさは?筆の腰は?全て経験することで理解できていきます。
 これまで一度も塗った経験の無い人には全く分からないことだらけ。筆と塗料を用意し、塗料を筆に付けて塗り、筆に付いた塗料が少なくなったら、また筆に塗料を継ぎ足して、塗って塗って、塗り終わったら最後は筆を洗う。筆を乾燥させ、塗料の缶の蓋を閉めたりチューブのキャップを閉めて塗料が乾かないようにし、再度使えるように整えておく。塗るための場所を用意することも大切です。
 水性塗料や油性塗料では道具も塗り方も違ってきます。水性塗料だけに絞ってもアクリル系、顔料系、水彩用、墨・墨汁などと色々。筆と刷毛では使い心地も違ってきます。失敗も何度もあってこそです。
 絵の具が足りなかったり、絵の具を付け過ぎたり、水でしゃばしゃばになってしまい色がでてなかったり、絵の具が乾いてきてゴワゴワになってきたりと、いろんな状況を経験することもテクニックを得る上で大切なことになります。そんな失敗と思ったことが実は、テクニックの一つだったりもしてきます。
 スムーズに塗れるためには塗料の粘度、滑らであること。例えば水性の塗料缶を開けたすぐだったら筆や刷毛にそのままつければ十分塗れます。塗料缶を開けっ放しにして絵の具が乾いてしまうと滑らかに塗れなくなります。そこで水を加えればいいのですが、水を入れすぎるとダメです。少しずついれて様子をみていきます。
 絵の具や塗料を溶くために時間はかかるもの。と思って時間をとっておきます。】



 塗って気持ちを開放すること。綺麗に塗れたらおまけで良かったくらいの気持ちで。単純に塗るという気持ちいい〜感覚です。これは塗ってみない限り分かりませんので快感を求める方はお試しあれ。

 広さとしては、例えば身体の倍以上、板2枚程度。刷毛を使って塗ります。だいたい1時間程度、映画一本分くらいの時間です。色は最初は白か黒に限定します。おもいっきり塗れる所を探してみます。汚れてどうしようかと迷っていた小さめの壁一面とか、イメチェンしたいトイレや収納スペースなど。

 面を塗ったら、次は物も塗ります。使わなくなった玩具や家具、電化製品、置物など捨てもいい、壊してもいい物などなど。どうせ捨てるんなら思いっきりね。色は壁面に選んだ白か黒と同一にします。単一に塗られたモノは気持ちよさを通り越しアート性を醸し出してきます。それまでのモノが全く別モノに変わってきます。白と黒以外の他の色はイメージが強いこともあり最初は白か黒にしましょう。

 黒にしたとして、黒い空間に黒い家具やテレビはオブジェと化します。捨てられるはずのモノが塗ることで捨てられないアートになっているかもしれません。

SilentObjects

H自分のこだわりで集める素材

Iコピーから始めるオリジナリティ


J向上のための繰り返し
 アート制作するには当然テクニックが必要です。様々な技があり多く技をある程度までに取得するのは大変です。その中で一つだけに絞ってでもいいので何度も何度も使って自分なりにつかむのがよいと考えます。
 経験者の人に直接聞けるのであればその師匠となる人やweb検索にてそのコツを得て、ひたすら精進すれば上手くなるはずです。繰り返すこと。それはかなりの時間がかかることに。理論として分かる部分もあって、その理論を身体でおぼえていくことで、更にその上に乗る理論が見えてくることになります。
 例えば画像編集の場合も、やはりパソコンや編集ソフトを使いこなさないといい結果がでないのと同じです。「選択範囲」や「パス切り」という技術をどれだけ経験し深く知って使えるか、それも早くできるかどうかです。その基本技をすんなりできたところから広がるアートの遊びが面白いです。
 道具を使えるようになるためだったり、スポーツ上達のためのフォームの繰り返しにしろ、同じですね。






posted by ライトーダ at 13:33| 石川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アート入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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