先月、韓国の扶余市に行く機会があり、その前後に韓国の文様について調べていました。文様以前に百済というキーワードがあり、百済ということ自体にも興味が湧いていました。「百済(くだら)」とはどんな意味なのだろうと思っていました。何度か書店を訪れて興味のある本【「日本=百済」説/金容雲(キム ヨンウン)】を見つけました。まだ半分も読んでいませんが、韓国と日本の歴史や勢力図を別々に捉えずに、半島と列島をまとめて観るという感覚が理にかなったことなのだと納得しています。
百済の言葉の由来についても書いてあります。言葉と地名と意味が幾重にもつながり繰り返される歴史の流れがあることが面白いです。その中に私たちもいて、訪れた扶余市の扶余という地域の概念がよくでてくるので実感が伴って読み進められます。
●