シルバーアート教室3
昨年の2011年11月19日のシルバーアート教室の報告です。遅くなっても議事録は残しておかなきゃですね。
前回までは、ハートのペンダントトップでした。この日から新しいペンダントトップになります。UFOをイメージしてスケッチしました。川畑先生からは、できるだけシンプルにということでした。UFO全体の形をいろいろとスケッチしてみましたが、その中でも一番シンプルなものを選びました。
選んだのは土星の様な形です。初めは全体のセンターに球体があり周りに円盤があるものでした。チェーンを取り付ける穴を開けなければということで、穴の位置を確保するために、球体をセンターから若干ずらしました。余りずらしすぎるとUFO円盤らしくなくなるだろうし、初めの案の球体と円盤がセンターに合っていると、円盤に開ける穴の大きさがあるので、穴の近辺が狭苦しくなります。
ここら辺のさじ加減というのはデジタルと違ってリアルで面白いです。人生一回、一期一会という感覚でしょうか。一発で決めなきゃという緊張感があってよいです。

このイメージスケッチに基づいて、簡単な設計図のようなものを描きます。丸のテンプレートを使って円を描きました。粘土の量に合わせて、できるだけ丁度の大きさになるように目分量で決めます。
本体の直径が20mmで中心から少しずらして穴を開ける図です。穴の直径を9.5mmとしています。 シルバー粘土を袋から取り出し、最初少し指でこねます。粘土をこねるのもタイミングがあって余り時間をかけられません。すぐに表面が乾燥するからです。ほんのわずかだけ水分を指先につけてこねます。水分もあまり付けすぎるとふにゃふにゃになって乾きが遅くなります。とても微妙なもので、経験して覚えるしかありません。
粘土をこねて、円盤の形にします。円盤になる前の円筒状にします。カットするにはテンプレートの円の定規を使って、定規を当て針で円周をなぞって切っていきました。針を垂直に降ろして切っていきます。
切った残りの粘土は穴に入れる球体用としてラップに包んでキャップ付きのケースに保存しておきます。
粘土をカットしたところ。 ほぼ形が決まったら一度ホットプレートで乾燥させます。水分を蒸発させるためです。乾燥した粘土なので削りやすくなります。
乾燥した粘土をこれから削りだすところ。円盤の端の円筒だった所をヤスリで削っていきます。両面少しずつ削って均等な削り方になるように気をつけます。直径2センチなので指の中で小さく感じます。
上に見える棒状の尖った工具はヤスリです。
ある程度削られました。下には粘土の削りかすが残っています。集めておいて後で補修用に使えます。この日はここまででした。
posted by ライトーダ at 22:37| 石川 ☀|
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