

2点の絵はほとんど同じですが、最初(上)の方が後で出来たものです。羽根の部分に青色を加え、顔の目周辺をリアル風にしています。
鳥の絵を年賀用にと制作しました。初めは、羽根だけのイメージを思って、Pinterestで画像を検索していると、ソビエトの絵画で多分フェニックスの絵が数点見る事ができました。ロシア語のためほとんど分かりませんが、タイトルやカテゴリの文字をコピペするとフェニック関連だとわかりました。物語がありそうな絵だったので昔からの民話や言い伝えなど伝統的な面があるのかもしれません。
このソビエトの絵にインスパイアされた部分が大きかったです。他の不死鳥の絵や画像を見ても、凄さや完成度などを感じても、心に響くところが少なかったようです。今回の検索で心にくるものがあった鳥の絵、火の鳥(フェニックス・不死鳥)を自分なりに手描きスケッチしました。クジャクの写真を資料として形を確認もし、これまで制作してきた、文様やガラスの反射した写真を数枚ミックスしました。
一度プリントして、そのプリントにアクリルで手描きを加え、それを撮影し、パソコンで編集しました。また更にそれをプリントして手描きを使用かと思いましたが、今回はここまでとし、後はパソコンで手描き風に加筆して完了としました。これまで発色を良くするためにEPSONのクリスピア用紙を使用していましたが、今回はスーパーファインの厚手の用紙にしました。クリスピアだとアクリルや色鉛筆、マーカーを入れた時に浮いて見えがちでSり、スーパーファイン系のマットな用紙であれば、しっくりと色が乗りやすいからです。
鳥のイメージは面白く、羽根といえば天使にもつながり、テーマとしては面白いです。
さて、2017年はがんばります。
◎
ラベル:不死鳥