2016年04月21日

ほんとうの法華経/橋爪大三郎・植木雅俊 著

ほんとうの法華経/橋爪大三郎・植木雅俊 著(ちくま書房1145)

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この本、2回目を読んでいます。法華経の解説本です。大まかに法華経とはどのようなことを言っているのかを知るために読み始めた時に、感想としてえらく枝葉末節的な紹介の仕方だなと思いました。2回目を読み出してようやく少しづつ法華経についての概要が見えてきました。この本の中に、つまり法華経の中には、曼荼羅に関する記述が幾つかあります。マンダラをテーマにしてビジュアルを制作する上で参考になると思いメモします。

・曼荼羅華(まんだらけ)はマーンダラヴァを音写したもの。その真紅の花は芳香があり、人びとの心を喜ばせるもので、インドでは、これらの花が降るのはめでたいことの起こる前兆といわれる。

・以下のことは、おそらく曼荼羅の原型です。
小乗仏教は、一人の仏には一つの仏国土のみが存在し、同時に二人の仏が出現することを認めていなかった。大乗仏教では、現在の他の方角にも他の仏が同時に存在するという観念が芽生え、般若経典群の中でも初期の八千頌般若経(はっせんじゅはんにゃきょう)では、他方の諸仏の世界について論じていて、阿閦(あしゅく)仏の名前も出てきます。東方の阿閦仏の観念がまず形成され、続いて西方の阿弥陀仏の観念、南方の宝相仏、北方の微妙音仏も現れて、四方四仏が登場します。さらに八方八仏、十方十仏も考え出される。東西の二仏の名前は共通していますが、他の方角のブッダの場合は経典によって名前が異なっています。そういう流れがあって、化城喩品で、お釈迦さまを中心とした八方の十六仏という表現が出てきたわけです。

その他にも、少ないですが曼荼羅について書いてありました。今後のマンダラやスピリチュアル関連のビジュアル制作の参考にさせて頂きます。仏教自体の考え方についても、分かりやすい言葉で簡潔に述べられています。

法華経の根本思想のようなものとは、「あらゆる人が成仏できる」「平等である」といことを言っているかどうかがその判断の基準になるとあります。差別思想がないということ。この考え方は、別の書籍「ラムサ 真・聖なる預言(ラムサ 著/川瀬勝 訳)」にも同じ内容のことを重視して書かれていました。どんなひどいことをして来た人であっても、現在どんなにひどい状態の人間であってもアセンションできる可能性を持っているという考え方です。






posted by ライトーダ at 20:46| 石川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | mandala | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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