ハートのペンダントトップに手動のドリル(1mmΦ)で穴を開け、マルカンをペースト状のART CLAY SILVER(PASTE TYPE)で取り付け、炉で焼きます。その後ブラシで磨き、スポンジヤスリの粗い順から磨いていきました。
ペンダントトップに取り付けるマルカンは軸が完全に見えなくなり、丸い部分の最下部がシルバー粘土に食い込むくらいまで差込みます。

この時点ではハートのペンダントトップはシルバー粘土の状態。前回の教室から相当時間が経ち、厚めのボディ内部も乾燥していると思われます。小さな金具は「マルカン」。右はハンドドリルのボディ。

電気炉で焼きます。800℃になってから5秒間焼きます。

シルバー粘土にマルカンを差し込んだままで焼き上がった状態では白い色をしています。焼き上がったすぐは熱いので触れません。自然温度が下がるのを待つか、ウエットティッシュでくるむと温度が下がります。表面にはでこぼこが少しあり、金属ブラシで磨いていきます。写真はブラシを一部分にかけた状態。磨いた部分がすぐにシルバーの輝きになって現れてきます。静かな感動がありました。磨けば光るというのが面白いです。

金網の上に乗せたシルバーとブラシ。

金属ブラシでざっくりと磨いたところ。ブラシをかけた跡が細かく筋になって残っている。この状態でもいい感じのテクスチャーだ。一通りブラシをかけたら次はスポンジヤスリで磨いていく。金属ブラシのテクスチャーが消えていき、次第にシルバーの艶が出だしてくる。

ハートペンダントトップの裏面。黄緑に反射しているのは着ていたフリースの色です。