
映像にしろ印刷にしろアウトプットする時点でどれだけクリアに再現されるかは、元の素材のサイズ、解像度によるところがあります。デジカメの撮影設定で最高画質にするといいように画質の高い元画像で加工をするにこしたことはないです。そのほうが後々使い回しも効きます。
このブログで、ここ最近の動画の掲載はほとんどが500pxです。書き出しが500pxしかないということです。サイズの小さい方が書き出しも早くなります。ちなみにこの500pxだと印刷変換すると一辺が約3.5センチという小ささになってしまいます。通常の印刷のオフセットフルカラー印刷としての変換では、解像度は350dpi(ドットパーインチ/出力上)が最低限必要です。動画の場合は72〜96ppi(ピクセルパーインチ/画面上)が標準といえます。
解像度が350必要といわれても普通は、何のことだかよく分かりません。350dpi(ドットパーインチ)は1インチつまり2.54センチに350の粒粒が並んでいると思えばいいでしょうか。
この計算を知らない人やあまり気にしてない場合には注意が必要です。パソコン上のWebや映像、テレビなどモニターで大きく見えたとしても、その同じ素材を印刷にするとかなり小さくなってしまいます。無理をして印刷にしてもボケボケになるかピクセルの四角の見えるドット画のようになったりします。
今回の作業は、ホームページとこのブログに掲載されている画像はすべて販売する、と謳っていますのでその確認のためでした。(おい、遅くねーか)
動画の掲載してあるビジュアルを静止画にするばあい、再度書き出しをすることになります。そのための練習ということでした。
できるだけ大きな画像で元の画像を作るように心がけています。小さくても2,000pxにし、標準で現在は3,000pxにしています。4,000〜5,000pxの画像も時々つくります。
Macを始めたころ1995年ころの画像はそれほど大きなものではなかったです。マシンパフォーマンスが今ほど速くはなく、大きなものを作るには時間が掛かり過ぎたということがありました。以前つくった画像をそのまま使いたいと思っても無理っぽい場合は新たにつくるしかないです。
ラベル:ヒーリングアート