水晶の家 2
●水晶の家の壁面・鏡・花器
水晶の家なので、部屋の中から外を見渡せます。透明の壁。または、半透明。岩の表面のようにゴツゴツとしてても透明だったり、虹の光・反射・屈折が見えたり、模様が入っているかもしれません。壁にしても床にしてもシンプルに真っ平らもありますし、想像力で気に入ったようにします。外観を見渡すことの出来るスペースを壁面につくります。壁全面が水晶でできている部屋なら、全面窓とも言えます。一部だけがクリアに見えてもおもしろいです。
書籍/「虹のクリスタルワーク」では、部屋の左側の壁に綺麗に縁取りされた鏡が掛けてあるようにイメージしています。
この鏡いったいどんな形なのか、もっと詳しく想像してみます。形・大きさ・縁のデコレーション。縁の装飾があるとすればどんな大きさの装飾か、水晶で統一した縁取りも面白いかも。鏡の大きさを変えることでも部屋のイメージが変わってきます。
「虹のクリスタルワーク」には、部屋の隅には花が活けてあると書いてあります。花器も本当に様々な形・質感・色があります。一輪差しなのか、たくさんの花を大胆に差してあるのか、アート性ゆたかにしても、オーソドックスでも好きなように。
花は何色にするか、花の大きさ、何枚か。このように事細かにすることもなく、瞬間のイメージでもいいでしょう。何にこだわるか何に興味があるかにもよるので、本当に自由です。
誰に指図されるわけでもない自分だけの想像だから。ここでの決まりは瞑想に集中し楽しむことだけです。
●水晶の家の外の風景
順序は多少前後しますが、外の情景をイメージします。外に見える風景がもし海であればどんな海が見えるでしょうか。今落ち着けるリラックスできる海は何色でどんな風が吹いていますか?そして波や砂浜、何色の砂、植物や木はどんなふうでしょう。砂浜だけでなく岩場もありますか。
南の国だとしたらヤシの木などあるかもしれません。浜にいたる道が見えるかもしれません。波の音が聞こえてきますか?海鳥はいますか?鳴き声が聴こえてくるかもしれません。船や人は見えますか?入り江や岬はありますか、どんな海岸線でしょうか。
海岸線は何処まで見渡せられるでしょうか。空の表情、雲や太陽の様子。時間は昼でしょうか夜でしょうか。夜であれば月や星は出ていますか。
好きな映画のシーンや絵や写真を覚えておいて、そこからイメージを膨らませたり自分流にアレンジをしてみるのがやりやすいでしょう。もちろん一度いった素敵な場所など好きな所だけをピックアップしてミックスやアレンジをします。自分だけの風景です。自分にとって今、最高に美しく、最高に落ち着ける、心地のいい風景をイメージします。
光のシャワーを浴びに水晶でできた別館サンルームへ向っているところ。左の水晶は大小入り組んでたくさんひしめきあっている。
●登場人物の設定
水晶の家にはもちろん自分だけでもいいですが、同居人や公共の施設やホールのように不特定の人がいてもいいかもしれません。お気に入りの人や動物やそのた生き物なんでもいいでしょう。誰でも呼んで登場してもらいましょう。もしかすると突然イメージの中に誰かがいることがあるかもしれません。その人なりのイメージもじっくりと設定してもいいでしょう。
かといって無理にではなく、リラックスして居たらいいなと思うように自分以外の人のイメージを持ってみます。独りが楽なら独りにします。ずっと離れた所に座っていて話声も微かなこともあるでしょう。またはすぐそばに居るかもしれません。その位置関係、距離感も全く自由に設定して、変えたいと思えば変えていきます。
誰かと会話してもいいし、話さず静かな美術館や図書館のようでもいいでしょう。
水晶の家の瞑想を始めてしばらくしたころに、そばに女性が現れたことがありました。それまでは一人で水晶の家の中にいたのですが、突然人が出てきたのにはちょっとだけ驚きました。
しかし、とても優しい雰囲気の人で少し距離を置いて同じ長椅子に座り、私のほうに向いてにっこりと笑顔を見せてくれました。彼女と話はしませんでしたが、とても安らいだ雰囲気でいました。
ある意味、夢のようでもあるのですが、意識は目覚めていますので夢とはちょっと違いますね。
この水晶の家の瞑想の記事は、あくまで自己流で行った瞑想の記録です。
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