2009年02月23日

アート力をつけるための案

情報の組み合わせみたいなことから、アートのコラボゲームができないだろうか。アートの力をつけるワークショップとしても、アートスクールのカリキュラムとして、アート塾のテーマとしても使えないだろうか。以下に体験や手順など…

○アートコラボ集団、グループを先ず結成する。単にアート好き、何か創りたがりでよい。

○何から始めてもいいだろうが先ずは、絵をグループ内で描き合う。一枚の絵をグループのメンバーで描く。一枚に向って全員で描くということ。描き方のルールを全員で決める。または何枚かの絵をリレー形式で人数分なりを描き合う。

このリレー形式のアートは以前、ヴィジュアライザーというグループの時に実践したことがある。7人がスケジュールを組み同時にスタート。それぞれが絵や物を創る。次に2人目にリレーし最後の7人目までで完成。ルールは前の作品をどのようにしてもかまわないということ。なので破壊されてもよし。この時、割と好きだった自分が描いたイラストを素材として出したことがあった。結構迷って提供したが、結果跡形もないように、おもいっきり使ってくれた。7人それぞれ7回の創作のチャンスがある。最後は、最初とは全く違った形になった作品を展示して締めくくった。

このように、絵やオブジェを同じ土俵(支持体)で創り合う。これもある種の情報交換、コミュニケーション。得てして、結果はある意味ゴミのような物体またはそう見えたりもするかもしれないが、斬新な物体となる可能性もありえる。結果がどうのというより、その行為、ライブ感が面白かった。


○・各自、物を集めてくる。集めるジャンルを各自特徴づける。
 ・一同に集まる。
 ・各自のネタである物を一つ所にレイアウトし合う。
 ・そこに全く新しいものを創る。
  レイアウトするルールはその場で決めてもいいし、要は遊びだ。

○いきなりそんな即興的なアートライブなんて無理!というならば訓練のために、海に行ってみる。浜に落ちているいろんな物をレイアウトすることで結構遊べる。海へ行こう!浜に落ちているゴミを集める、集まっている所へ行く。海や浜を借景にして見る一山のアート感覚のゴミ。海でジャンクアート。または街の廃品回収のガラクタの山のレイアウトをちょっと移動してみる。自転車のサドルの上に何か載せるとか。置き方を変えるだけでも面白くなるかも。ゴミが素材として面白く見えて来たならOK!もちろんゴミでなくても全然構わないです。

beachdust300.jpg




○映像ネタを持ち寄り数台のプロジェクターでマルチスクリーン化して遊ぶ。各人のネタのバリエーションができ面白いだろう。あくまで実験的に遊びで行う。

○絵や映像、オブジェとある程度、コラボアート遊びを経験したら、グループで交代制でアートディレクションゲームする。一人が代表でテーマを決める。他が役割分担してあらゆるアートにチャレンジする。音や身体表現などジャンルやイメージを広げて行く。情報に特化して集め出すと深化したり広がりもでる。それぞれの情報を持ったメンバーが集まるのでコラボマッチした時が面白そう。何度か実践するうちに、オリエンテーションの仕方も分かり、情報収集のコツもつかめたりするのかもしれない。これがアートになるのかみたいなものからアートになれば素晴らしい感動があるかも。




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龍の形は自由でいい/龍を描く方法
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posted by ライトーダ at 23:45| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アートレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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