TAKATA建築さんから声をかけてもらって、障子にマンダラを描いています。
手描きでそれも墨で描くのはとてもスリリングで面白いものです。
ライブ感があります。墨の擦れと滲みを利用して強弱や遠近感などを出せるからです。
筆はペンと違って、太くも細くも描けるという優れた道具です。改めてそのことを実感しました。
もっと早くやっていれば良かったと想えるほどに描いていて思います。
自由になれます。途中で小さな方向転換、つまりライブの即興のように展開することもできます。
紙の性質と墨の粘り度合いによって、いろいろなバリエーションのある表情が出せるのが魅力です。
マンダラの文様には青海波を多用しています。青海波を描いていると形が丸いからか安らかになれます。
青海波の意味合としてもそのような吉なイメージが元々あるようです。生命力も感じます。
そして、ここ最近特に意識しているモットーがあります。
「悪を断ち、善の栄えるアート」を行う。ということです。
先ずは自分の中の悪を徹底的に排除し悔い改めます。
そして清くどこまでも清くなるよう祈ります。
絵を描く事で自分が平安になり、絵を観る人も平安になる。
平安と豊かさに満ちあふれるように祈ります。
そのためには悪は一切認めません、小さなちょいワルであっても然り。
小さな1%の悪でも、そのうち大きくなります。悪の滅亡を祈ります。
その上で自分を清くとことん清くしてその状態で描きます。
悪が滅び善が栄えますように。
そんなことが実現できるようがんばります。
その気持ちを込めて描いています。
◎
posted by ライトーダ at 20:51| 石川 ☔|
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