五月頭から何か絵を描いてもらえないかと頼まれていました。
一度その娘さんに会って話を聞いたときに、「合掌」という言葉が
でてきましたので、それ頂きますということで合掌の絵を描くことにしました。
私としては初めて合掌の絵を描くことで、挑戦でありチャンスだと思うことにしました。というのもあまり自分から進んで合掌の絵を描こうとは思わないからです。自分だけでテーマを決めていても新しい世界への広がりは無いですね。やっぱり誰かとのコミュニケーション、出会いがあってだと実感しました。
氣持ちとしてとっても参考にしたのは、あまりにも有名すぎる書道家の双雲さんの書と言葉です。言葉といいうのは、武田双雲さんのメルマガを最近講読しだし、そこにはとてもいい言葉があったからです。言葉というのはいろんな意味でとても重要ですね。当然ですが、双雲さんのような素晴らしいエネルギーのある書は全く書けませんが、自分なりに自分の気合いで氣と愛で描きました。
書を書くということではなく、合掌の絵を描くなのですが、書の、あるいはカリグラフィの感覚もあるなーと楽しめました。何枚も練習しながら、どうやれば自分のいい状態がそこにでてくるのかを楽しめました。
気持ちとして半信半疑というか自信が入っていないと、確実に絵も反映されます。怖くてしかし正直で分かり易いです。絵の面白さ、書の面白さ、アートの面白さでしょうね。
完成したかどうかの基準として判断できるのは唯一、自分の気持ちだけです。そして自ら信じていい気持ちで描いて今日完成しました。
まぁここまでの、こんな説明は全部忘れてください。
だけどこれだけは言える。
楽しんでエネルギーと共に描くことができた合掌でした。

写真の色紙額はお渡しする前の玄関での記念撮影。
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