「虹の戦士」Warriors of the Rainbow/北山耕平の本を初めて読んだ。これまで本の存在は知っていたが、インディアン(ネイティブアメリカンまたはネイティブピープル)と私たちと一体どう関わりがあるのか、単にインディアンかぶれではないのかと思ったりして避けていた部分があった。しかし知人の活動の中に虹の戦士がでてきて、この際いい機会だと思った。幾つかの大手の本屋に行くが見当たらず、書店の端末に検索しても取り寄せとなる。すぐに読みたいとヴィレッジバンガードのインディアンコーナーへ。さっと見た所見当たらない。だけど床あたりの下の方に小さなカーテン越しに予備的な棚があってそこに置いてあった。さすがヴィレバンと思った。すぐに読める本だった。いい話だった。日本という国は2千5百年ほどの歴史であって日本にさせられてしまって、それまでの大切なものをことごとく失われてしまったインディアンという視点で解説してある。確かにそうかもしれない。
今同時に、「アミ小さな宇宙人」(全3巻)を読んでいる。読むのは3回目になる。何度でも読んでみるものだと思った。「虹の戦士」の中にあるインディアンの予言と同じようなことが書いてある。何か行動を起こさないといけないと思わせるメッセージがある。少し前に読んだ「アナスタシア」。こちらも2回目を読んでみてやはり同じメッセージだ。このままでは確実に地球はだめになっていく。核は要らない。まだ持ってはならないものを、いったいどれだけ持っているのか。お金のシステムも要らない。競争してはならない。文明社会とはほど遠い野蛮な惑星からなんとか卒業しなければならない。
○