私の描く絵の定義とは? ここ最近のこと、自分の描く絵・ビジュアルについての言葉、定義づけについて考えていました。いえ現在も考えています。
スピリチュアルアート、ヒーリングアート、マンダラアート、メディテーションアートなどという言葉を使っていますが、曖昧な位置づけがありどうもしっくりとこなくなってきました。
すべての絵がスピリチュアルアートと言い切れるわけではなく、同じようにすべてがヒーリングの癒しだけでもなく、マンダラというには密教に直結している訳でもなく、メディテーションアート、瞑想アートというには瞑想に特化したものばかりでもないのです。
絵なのだから単に絵、イラスト、CGアートとしてしまうには意味が広すぎるし説明不足になる。何かいい言葉、キーワード、カテゴリとなる言葉はないものかと探していました。
そんな中、出てきた言葉とこれまでのキーワードと一緒に並べてみます。
神秘、神秘的、ミステリー、ミステリカル、神聖、超自然的、スピリチュアル、スピリチュアリティ、スピジュアル、精神世界、不思議、超越的、幻想的、ファンタジー、ヴィジョナリー、美、優しさ、夢のような、抽象的、幾何学、アラベスク、マンダラ、ネオマンダラ、SFファンタジー、別世界、宇宙的、神々しい、癒し、ヒーリング、思いやり、感謝、愛
といった言葉でした。
もともと絵が好きだということもありますが、絵やビジュアルのどんな部分が一番ピンとくるのか、一番描きたいところは何なのか、一番面白いと思って、テーマとして思っていたいことは何かということから、自分の描く絵の定義を明確にする試みです。
「神秘ヒーリングアート」という定義 どれか一つというとなかなか無いのですが、そんな中でも「神秘」というのが一番ぴったりかなと思いあたりました。早速、神秘アート、ミステリーアート、ミステリックアートという言葉をWeb検索すると、ある程度使われていてカテゴライズされている面が見えました。しかしそれはちょっとイメージが暗く別のニュアンスになってしまっているのです。ファンタジーアートもそうですね。すでに神秘だけやファンタジーだけでは意味が固定化している面がありそうです。そんな言葉の中「神秘」と「ヒーリングアート」をつなげてみました。
現段階で「神秘ヒーリングアート」はテスト的な言葉の定義かもしれません。そしてスピリチュアルアートというカテゴリから少し離れることができてほっとした感があります。すぴブーム、スピ系な現在がありますが、少々怪しい、人によってはかなり怪しく感じてしまい、引いたり、反発を感じたりすることもしばしば。「神秘ヒーリングアート」にはそんな怪しさが少なく感じるのは今だけだろうか。とにかくしばらく使ってみます。
まだヒーリングアートという言葉がついていますが、スピリチュアルという言葉よりもヒーリングという言葉を選びました。スピリチュアルは本来科学や政治と融合・統合して使われていいものだと思うのですが、どうもスピリチュアルという言葉が怪しく不安定な言葉になってきている感じがします。オカルトや占いとは全く別にしたいと思うのですが、スピリチュアルという言葉にはそれが付いてきている。
スピリチュアルにつなげて、長い間「マンダラ」というカテゴリ名も使ってきました。万華鏡のようなアラベスク模様のような抽象的なビジュアルだけでは、スピリチュアルとは言えないですね。なんでもかんでもスピリチュアルとつけてしまっていては、怪しいアートと思われることもありそうです。マンダラという言葉がある意味、記号的に使えるから使っていた部分があります。でもそれは自分だけの中で納得していた部分であって、一般的にはマンダラ(曼荼羅)というには、相当飛躍してしまい意味合いが違うなということがやっと分かったということでした。
マンダラがもつ本来の意味から離れて、勝手に解釈し飛躍した言葉の使い方をしていても、わかりにくいだけということです。そんな言葉の使い方をしていて信頼、信用されなくなるのがコワイということにも気がつきました。それにしても相当長い間使ってきましたが。
今制作しているテーマは本当にスピリチュアルなアートなのか?
今描いているものはほんとにヒーリングアートなのか?
ヒーリングという言葉自体は癒しのアートであり治療としての面があります。心を和まし優しく美しくするアートがヒーリングアートと言えます。
さきほど並べたキーワードはどれにも好きな部分があり、神秘という中に含まれるということも選んだ理由です。
さて、まだ定義付けには時間がかかりそうです。自分の絵について考えるいい機会です。「神秘ヒーリングアート」という定義が本当に自分にとっていいものなのかしばらく続けてみます。
posted by ライトーダ at 22:32| 石川 ☔|
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神聖アート
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