今年に入って初めてのイベント参加です。
もっと映像、ライブをやりたいという気持ちがでてきました。やればやるほど面白いのがライブ。アートライブ、ヒーリングライブ、ヒーリングアートライブ、または単にライブと呼んでもいいのですが、ライブ最高、ライブ命です。
丹南ケーブルテレビの吉田様にはとてもお世話になり、公演が実現しました。この機会を与えていただき誠に有り難うございます。
『こしの都文化サロン』は、「こしの都千五百年大祭」の理念であった「地域歴史文化の伝承」「平和の継承」「国際交流」の3つの意志を次代に繋げるために誕生した、誰でも参加できるクラブです。越前市は旧武生市であり、韓国とのつながりは1500年もの昔からあります。その歴史の深さから刃物(ナイフ)、紙、焼き物、漆芸や芸能、建築物まで広く、いまも伝統が息づいています。
「こしの都文化サロン」
「こしの都千五百年大祭」
今回の映像はライブ公演時間が15分くらいということで指定がありました。導入部の紹介コメントに数分ということで13分の尺で編集した映像を使いました。クリスタルボウルを演奏者のカイにとっては時間があまりにも短かかったことと思います。
本来なら30〜40分というスパンで時間をコントロールしながらゆっくりと誘導し、体験者には目をつぶってもらい(映像なしで)瞑想として深い体験をするというライブをやってきているのです。
しかし今回のイベントではその半分以下の時間でしかなかったのです。それにお客さまのほうでは目をあけて映像を見ているということで、純粋にクリスタルボウルを聴くためのライブとはひと味ちがった趣向でした。
ところが、それほど意識せずにクリスタルボウルの音を聞いていなくても、身体と耳の方はしっかりと聞いていてクリスタルボウルの波動を十分に吸収しています。そう実感したのは、今回の私の体験からです。
私は以前クリスタルボウルライブの後、眠っていても身体が起きているというか半眠半覚という感じが続いて一晩ずっと朝までということが何度かあったのです。クリスタルボウルの音、波動が身体にしみこんでまるで細胞が振動を止めないで一晩動いていたというような感覚だったことがあったのです。
今回のライブでもそうだったのです。寝入りばなに、やっと自覚しました。
それまではごく普通だったのです。
私は当日、オブジェをつくって映像のセッティングをしたり、ライブ本番でもカメラを持って撮影するために、あちこち移動しながらであって、ゆっくりとクリスタルボウルの音を聞いていたとう意識は全くなかったのです。ライブする側として、会場の雰囲気と音のバランスを確かめながら撮影しまくっていました。
どちらかというと聞き流す感じでクリスタルボウルの音の中にいたということになります。どちらかといえば撮影に集中していたつもりです。
それなのに、クリスタルボウルの音、波動はしっかりと身体にしみ込んでいたということが、その晩眠る時になってやっと初めて分かったのでした。
音というのは、なかなかあなどれないです。
クリスタルボウルは純粋なシリカサンドという水晶結晶構造の素材から造られた楽器です。ま、楽器というには一般的ではありませんが,全音階がでます。それどころか倍音が多層に出ています。詳しくはクリスタルボウル奏者のカイにゆずりたいところ。
音もそうですが、実は色もそうなのです。音にしても色にしてもどちらも波動には変わりなく電磁波の一部であり、人間はそのほんの僅かな帯域しか知覚していません。というかそうとしか思っていない、と言った方がいいかもしれません。
色もあなどれないのです。
見えるところと聴こえるところと、地震を体感するような震動あたりが普通に誰もが感じるところでしょう。
一般に人は電気や電波が見える訳がありません。
昆虫であれば人間の見える領域以外の部分を見ていることもありますが、いずれにしても、あらゆる波動帯域を視覚や聴覚は体感として実感している生き物というのはいないのかもしれません。
なにを言いたいのかといえば、音や色、光は必ず私達や動物、意識のないものにでも確実に影響を与えているということ。すべては繋がっている。私は性善説を取りたいほうですが、悪しき意志や意識の波動はそう伝わるし、よき波動はそう伝わりそのようになるのではないかということです。
だったら、意図して音や色、光を発すればその影響は確実に流れ伝わると。
別にアートだけのことではなく、すべては影響し合っているのですから、ビジネスにしろアートにしろ遊びにしろ、そこらへんを意識するとおもしろいのではないかと思うのです。
クリスタルボウルが出す音というのはあまりにも純粋なのかもしれません。それほど、だからこそ明確に影響を実感できるのかもしれません。クリスタルボウルのような純粋な音によって、波動が人に影響を確実に及ぼすということが実感できたなら、その流れから考えられるのは、あらゆる音と色と光、意識があらゆるものに互いに影響を与え合っているいるということになります。
どうせ発するなら、○○○意識で発したいもの。今回のライブから得たことと発想-メモ