
2009年05月21日
2009年05月12日
2009年05月08日
天使-綿ヶ滝、天使-手取川、天使-七つ滝
2009年05月05日
フラッシュでメディテーションアート
メディテーションアート。
これまでの神聖幾何学を含む、マンダラ風のアートをフラッシュで映像化しました。メインサイトのギャラリーにも掲載していますが、ここに掲載したのはバージョンが多少違います。繰り返し映像が続きます。
水晶の家-2

水晶の家 2
●水晶の家の壁面・鏡・花器
水晶の家なので、部屋の中から外を見渡せます。透明の壁。または、半透明。岩の表面のようにゴツゴツとしてても透明だったり、虹の光・反射・屈折が見えたり、模様が入っているかもしれません。壁にしても床にしてもシンプルに真っ平らもありますし、想像力で気に入ったようにします。外観を見渡すことの出来るスペースを壁面につくります。壁全面が水晶でできている部屋なら、全面窓とも言えます。一部だけがクリアに見えてもおもしろいです。
書籍/「虹のクリスタルワーク」では、部屋の左側の壁に綺麗に縁取りされた鏡が掛けてあるようにイメージしています。
この鏡いったいどんな形なのか、もっと詳しく想像してみます。形・大きさ・縁のデコレーション。縁の装飾があるとすればどんな大きさの装飾か、水晶で統一した縁取りも面白いかも。鏡の大きさを変えることでも部屋のイメージが変わってきます。
「虹のクリスタルワーク」には、部屋の隅には花が活けてあると書いてあります。花器も本当に様々な形・質感・色があります。一輪差しなのか、たくさんの花を大胆に差してあるのか、アート性ゆたかにしても、オーソドックスでも好きなように。
花は何色にするか、花の大きさ、何枚か。このように事細かにすることもなく、瞬間のイメージでもいいでしょう。何にこだわるか何に興味があるかにもよるので、本当に自由です。
誰に指図されるわけでもない自分だけの想像だから。ここでの決まりは瞑想に集中し楽しむことだけです。
●水晶の家の外の風景
順序は多少前後しますが、外の情景をイメージします。外に見える風景がもし海であればどんな海が見えるでしょうか。今落ち着けるリラックスできる海は何色でどんな風が吹いていますか?そして波や砂浜、何色の砂、植物や木はどんなふうでしょう。砂浜だけでなく岩場もありますか。
南の国だとしたらヤシの木などあるかもしれません。浜にいたる道が見えるかもしれません。波の音が聞こえてきますか?海鳥はいますか?鳴き声が聴こえてくるかもしれません。船や人は見えますか?入り江や岬はありますか、どんな海岸線でしょうか。

海岸線は何処まで見渡せられるでしょうか。空の表情、雲や太陽の様子。時間は昼でしょうか夜でしょうか。夜であれば月や星は出ていますか。
好きな映画のシーンや絵や写真を覚えておいて、そこからイメージを膨らませたり自分流にアレンジをしてみるのがやりやすいでしょう。もちろん一度いった素敵な場所など好きな所だけをピックアップしてミックスやアレンジをします。自分だけの風景です。自分にとって今、最高に美しく、最高に落ち着ける、心地のいい風景をイメージします。

光のシャワーを浴びに水晶でできた別館サンルームへ向っているところ。左の水晶は大小入り組んでたくさんひしめきあっている。
●登場人物の設定
水晶の家にはもちろん自分だけでもいいですが、同居人や公共の施設やホールのように不特定の人がいてもいいかもしれません。お気に入りの人や動物やそのた生き物なんでもいいでしょう。誰でも呼んで登場してもらいましょう。もしかすると突然イメージの中に誰かがいることがあるかもしれません。その人なりのイメージもじっくりと設定してもいいでしょう。
かといって無理にではなく、リラックスして居たらいいなと思うように自分以外の人のイメージを持ってみます。独りが楽なら独りにします。ずっと離れた所に座っていて話声も微かなこともあるでしょう。またはすぐそばに居るかもしれません。その位置関係、距離感も全く自由に設定して、変えたいと思えば変えていきます。
誰かと会話してもいいし、話さず静かな美術館や図書館のようでもいいでしょう。

水晶の家の瞑想を始めてしばらくしたころに、そばに女性が現れたことがありました。それまでは一人で水晶の家の中にいたのですが、突然人が出てきたのにはちょっとだけ驚きました。
しかし、とても優しい雰囲気の人で少し距離を置いて同じ長椅子に座り、私のほうに向いてにっこりと笑顔を見せてくれました。彼女と話はしませんでしたが、とても安らいだ雰囲気でいました。
ある意味、夢のようでもあるのですが、意識は目覚めていますので夢とはちょっと違いますね。
この水晶の家の瞑想の記事は、あくまで自己流で行った瞑想の記録です。
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水晶の家-1

水晶の家 1
「水晶の家」は、水晶を使って行う瞑想、イメージ方法の一つです。あくまで自分流ですが、ある期間集中して行った記録を掲載しました。
「虹のクリスタルワーク」/坂本知忠【著】という本で水晶の家の瞑想があることを知りました。水晶をイメージで大きくし、家かそれ以上の大きさにまで拡大し、大きくなった水晶の中へ入るという瞑想法です。ここでは、この本の通りでなく自分なりにアレンジしています。
色や形を含めたイメージの世界を広げるための一例として、水晶の家の瞑想が使えると思います。ひろく瞑想には、ヴィジュアルを思い浮かべるタイプと、ヴィジュアルを使用しない、例えば呼吸だけに集中するタイプとあると思いますが、この水晶の家の瞑想はビジュアルを体験するための瞑想といえます。
なにかをイメージする時に、雑然とした状態でイメージングするよりも、瞑想をしている時の方が集中していますので、イメージの展開が多く現れたり、思わぬヴィジュアルや発想が現れたりします。自分の固定観念を外して自由な状態のコンディションをつくりイメージする方法とも言えます。
いままでの発想や見た経験以外に、更に広がるイメージの世界があるはずです。それは各人共通に誰にでもあるものだと思います。イメージを膨らませるためのほんの一例としてこの水晶の家の瞑想があるといえます。

「水晶の家」/瞑想の仕方
●場所を決める
先ず、静かに目を閉じます。呼吸を整えます。
最初にどこに行き水晶の家をつくるかを決めます。行ったことのある美しい場所を思い出して、または、イメージで好きな風景に近づけていきます。
●水晶を地面に置く
水晶を思い浮かべます。例えば手のひらに持って、水晶を大きくして行きます。家の大きさになるまで大きくします。いきなり大きくしてもいいですが、少しずつゆっくりと大きくしてみると本当のように感じるかもしれません。
もともと3〜4センチくらいの高さの水晶だとして、次に一回り大きく10センチくらいにします。次第に手のひらにいっぱいになるくらいの大きさに。それからポットくらいの大きさにします。
もう手に持てないとすれば水晶を地面に置きます。(最初から置いておいてもいいです)次にテレビくらい、ちょうど目の高さくらい、冷蔵庫くらい、見上げるくらいと順次大きくしていきます。水晶にぶつからないように少し離れていたほうがいいかもしれません。
●水晶を大きくしていく
どんどんと大きくなって2階建ての家くらいになって、ここで止めてもいいし、もっと大きくしたかったらそのまま大きくしてゆきます。
大きくするスピードも自由です。心地よい程度にスピードを調整します。瞑想中は、呼吸もゆっくりがよいですから、その呼吸のリズムで映像、ビジョンが移り変わるというのもよいかとおもいます。
大きくなりすぎると思ったら少し戻します。そして大きくなるのを止め動きが固定します。しばらく、その大きくなった水晶を見てみます。観察しながら家の材質や質感、ディテールを気に入ったようにイメージしていきます。どんな色、どんな壁か、どんな表面の感触か触ってみてもいいでしょう。
水晶の壁だとしたらその見え方を想像します。家はどんな風に輝いていますか。反射はしているでしょうか。向こう側の景色が透けて見えるかもしれません。透明度の高い水晶の家だとして外からは中の様子がわかるでしょうか?いろいろ想像してみます。
素材は現在あるものでもいいですが、イメージの世界ですから全く自由に発想してその通りに好きな素材にすればいいのです。楽しく想像・イメージしながら進めていきます。
少し戻りますが、この瞑想をする前や後などに、自分の水晶を手に取ってよく観察します。じっくりと水晶を観ます。どの角度から見るとどんな光の具合か反射や屈折や虹の色がどんな角度で見えるか水晶それぞれで透明度の違いや特徴があります。
見ている手に入る小さな水晶の中にこれから入ると想像します。その水晶が大きくなったらどのようになるのだろうかと想像してみます。手に取った水晶を観察している時がすでに瞑想的な瞬間ともいえそうです。自分だけの想像の世界ですからリラックスして、おもいっきり自由にイメージしてみると面白いです。

●ドア、入口、扉。
水晶の家のどこかに入口を作ります。入り方も想像しながら。ドアの形、大きさなどをイメージします。
入り方といえば、「アミ 3度めの約束」/エンリケ・バリオス【著】には地下世界での透明な建物に入るシーンがあって、出入りの仕方がとてもユニークでした。透明な素材の壁には扉はなくて、壁を抜けようとする意識をもつと抜けれるようになっていました。
ですからこの瞑想にでてきた水晶の家や建物に対して特別入口を付けたくなかったら付ける必要もないと思います。自分の発想で自分だけの入り方でイメージしてみます。特になければ普通にドアでもいいでしょうし、気分で瞬時に変えてみるのも面白いです。
ひとまず、入口があるとしましょう。その入口はどんな形大きさ、色、透明度、質感などになっているかを細かにおもいうかべます。出る時にもそこから出るのでしたら、家のどのあたりか位置を覚えておきます。
ドアの形も長方形ということではなくてもどんな形でもよく、てっぺんが水晶のように尖った形のドアや、アール状だったり。デコレーションもいっぱい細かい水晶で付けてもいいし、まったくフラットにシンプルな水晶の板でもいいかもしれません。ドアの開き方も好きに思い描きます。気に入った水晶のドアをイメージしてそれを見ます。ドアではない場合はどこから入るかを決めます。
○日によって、体調によっては想像するのに時間がかかることもあります。そんな時には無理せず出来る所までにします。あまり細かくイメージすると時間が結構かかります。適当に飛ばしてその時に一番求める状況へスライドするのもいいです。
○水晶を大きくするだけで時間がかかってしまって、もう瞑想してるのが疲れたら止めます。ただそのままにしておかずに一応水晶は小さく戻しておくといいと思います。きりのいい所までという感じです。
○イメージすること自体は自由でとても面白いことなのですが、自由の度合いが広すぎると、どこまでも展開が止まらなくなります。ある程度の枠、制限をつけて絞り込みをするとイメージ力も分散しなくていいのではないかと思います。自分なりの手順や決まった設定やストーリー展開があるといいかもしれません。

●部屋の設定。
水晶の家の中に入ったら自由に好きな部屋をイメージします。
家の中のイメージ、インテリアを自由に想像します。広さ、高さ、壁、窓、床、天上、照明、インテリア…。とりあえず座る椅子なりソファーを創ります。といってもイメージするだけです。どんな大きさ、色、形、質感を決める素材などすべてについて。
一度決めたからといってそのままである必要もなく、思ったら直ぐに形を変形してもいいです。落ち着ける、座り心地のよい自分にピッタリの椅子・ソワーにします。
あえていえば椅子やソファーでなくても、座れるような物や形、エリアでもいい訳です。座るスペースといえば椅子、ソファー、ベンチ、段々になった所、箱状のもの、いろいろあります。
その日その日、その時その時でイメージする座る箇所を変えても、また変えなくてよくて気に入った落ち着ける所があればずっと使えばいいですね。
疲れたり飽きたりしない限り、イメージします。自分の思う存分好きな部屋を創るだけでも、面白く充分に遊ぶことができます。
水晶の家-2 へ続く
2009年05月04日
水晶の笛と指笛
前回に引き続き、笛です。
手持ちの水晶のアクセサリーに紐を通す穴がありました。穴の直径は2ミリ程度。水晶の長さは3〜4センチの小さなものでペンダントタイプです。この水晶を笛として吹いてみました。
紐は通してなくて、穴の片方を指でおさえて開いている方に息を吹き込み鳴らしてみました。同じ様な大きさの石笛よりも澄んだ音がしました。
鳴らす位置によって2〜3種の鳴り方がして、鳴らしながら水晶を軽く回転させたり上下に細かく移動させると、鳥の様な感じでした。
また、水晶のクラスターというか不定形な形の水晶のへこみの部分に息を当てても音が鳴りました。水晶自体にひっかかりや窪みやへこんだ部分に息を吹きかけて鳴らします。
これは笛の音というより、高周波の音でキーンという感じの音でした。歯科医のドリルの音を連想しましたが、金属音のきつい音ではなくもっと澄んでいました。多分水晶の結晶が揃っているのでキレイな音なのだろうと思いました。
このクラスターの水晶の大きさは2〜3センチのかけらです。同じ様な大きさで幾つか形の違いのある水晶で試してみましたがどれも高音の澄んだ音でした。大きな水晶は持っていませんが、どんな音がするのか試してみたいものです。
ネットで「指笛」で検索すると、幾つか指笛の鳴らし方が図解や写真入りで解説してありました。おおきく分けて2種類の鳴らし方がありました。ここ最近は笛づいていましたので、この際挑戦してみることにしました。
今まで口笛は吹いても指笛は鳴ったためしがなかったのですが、検索したあるページの解説に「72時間も続けてみれば鳴ります(笑)」とあったのを見て勇気づけられました。
以前試したときには10分程度しかやっていないのでした。今回はねばりました。近くの公園で練習してなんとか鳴るようになりました。成功法則じゃないけれど、あきらめなければ必ず鳴ります。
鳴り始めのきっかけは、風のような音がしだせばその近辺の指や舌の形や位置と、息の強弱で鳴るところがあるようなのでした。ただし、まだ完璧にマスターはしてませんので、これからどのようにして覚えて行くのかが楽しみなのです。
長時間、口に指をくわえていたので、お風呂に入った時の様に指の皮膚がふやけてしまいました。(汗)
手持ちの水晶のアクセサリーに紐を通す穴がありました。穴の直径は2ミリ程度。水晶の長さは3〜4センチの小さなものでペンダントタイプです。この水晶を笛として吹いてみました。
紐は通してなくて、穴の片方を指でおさえて開いている方に息を吹き込み鳴らしてみました。同じ様な大きさの石笛よりも澄んだ音がしました。
鳴らす位置によって2〜3種の鳴り方がして、鳴らしながら水晶を軽く回転させたり上下に細かく移動させると、鳥の様な感じでした。
また、水晶のクラスターというか不定形な形の水晶のへこみの部分に息を当てても音が鳴りました。水晶自体にひっかかりや窪みやへこんだ部分に息を吹きかけて鳴らします。
これは笛の音というより、高周波の音でキーンという感じの音でした。歯科医のドリルの音を連想しましたが、金属音のきつい音ではなくもっと澄んでいました。多分水晶の結晶が揃っているのでキレイな音なのだろうと思いました。
このクラスターの水晶の大きさは2〜3センチのかけらです。同じ様な大きさで幾つか形の違いのある水晶で試してみましたがどれも高音の澄んだ音でした。大きな水晶は持っていませんが、どんな音がするのか試してみたいものです。
ネットで「指笛」で検索すると、幾つか指笛の鳴らし方が図解や写真入りで解説してありました。おおきく分けて2種類の鳴らし方がありました。ここ最近は笛づいていましたので、この際挑戦してみることにしました。
今まで口笛は吹いても指笛は鳴ったためしがなかったのですが、検索したあるページの解説に「72時間も続けてみれば鳴ります(笑)」とあったのを見て勇気づけられました。
以前試したときには10分程度しかやっていないのでした。今回はねばりました。近くの公園で練習してなんとか鳴るようになりました。成功法則じゃないけれど、あきらめなければ必ず鳴ります。
鳴り始めのきっかけは、風のような音がしだせばその近辺の指や舌の形や位置と、息の強弱で鳴るところがあるようなのでした。ただし、まだ完璧にマスターはしてませんので、これからどのようにして覚えて行くのかが楽しみなのです。
長時間、口に指をくわえていたので、お風呂に入った時の様に指の皮膚がふやけてしまいました。(汗)
2009年05月02日
石笛
先月、磐笛(いわぶえ)奏者の瑞亀(ずいき)さんにお会いしました。Pangaeaの海煌(かいこう)さんに同行して瑞亀さんの音録りをするため天橋立へ。目の前で瑞亀さんの吹く磐笛の波動を全身に受けてきました。高音の磐笛と海煌さんのクリスタルボールの多層の音。瑞亀さんの磐笛は循環呼吸というのか密息というのか音が途切れない。20分くらい音が続いていたりする。瑞亀さん自身もどのようにして吹いているのか具体的には分からないそうでした。若い時からの空手など含めた呼吸法が役にたっているとのこと。
音のマスターともいえる海煌さんからは10年以上も前に石笛(磐笛)を聞かされた事がありました。そのインパクトは強烈で、2〜3メートル離れた所から吹く音は耳で聞くというより、頭蓋骨とその中の脳ミソで受け止めるといいったほうが近い感覚なのでした。ビィ〜〜ンと響く音に圧倒され、普通ではあり得ない音の感覚を受けたのでした。正面に発信元の奏者がいるのに聴こえるのは後ろからで脳を直撃するような所がありました。
あまりにも強烈な体験でしたので、海煌さんが帰ったあと無性に石を探したくて犀川へ行ったくらいです。感動でした。なるべく近場の上流で探す事2時間ほどだったかに、2個ほど穴の開いた石を見つけてきました。(写真にも写っています)はじめはなかなか見つからないのでした。
その時海煌さんから、一つ石笛をプレゼントされ(これも写真に写っています)この石笛はとても鳴りやすい穴がキレイに丸く開いています。しかし私の拾ってきた石は小さめの穴で、当時なかなか鳴らすのが難しいと感じていました。

その後、4年程前、陶芸教室に参加した時にテーマとして笛を焼き物でつくろうと、何個かつくりました。(一部写真に写っています)その時には自然の石笛を探すことはなくプチブームは終わっています。
今回の磐笛体験は、瑞亀さんから技法を教えてもらった訳ではないのですが、真近で音を聞けたことがなんといってもよかったです。音を途切れさせないというのも説明抜きで聞けたことがよかったです。ディジュではなんとか出来る循環呼吸も小さい穴の石笛・磐笛では出来ないだろうと思っていたのでしたが、目の前で吹いているのを長時間聞いていると、やればできるということを自然に教えてもらっていたようにも思いました。
当日は最後の方にディジュで少しだけセッションに参加させていただいたという感じでした。瑞亀さんのパワーは凄いものでした。一般的な年齢からするととても思えないくらいのパワーなのです。やはり呼吸は要なのでしょうか。音録りの後の食事の時の会話でも穏やかな調子でありつつも連続して話の途切れないところが普通じゃないほどの元気さなのでした。演奏中もその後もとっても顔色の血色がよいのです。
音のセッション・音録りが済んだある日、なにげに散歩に手取川へ向いました。久々に歩こうかと思って、河原をみると石ころがいっぱいころがっています。お、これは石笛を探さないととワクワクモードに変身し、散歩はどこの空で石笛を探し出していました。
要するに穴の開いた石を探すのですが、河原には大小含めて何万と石がころがっています。穴が開いていても大きな石だったりします。丁度持ちやすい大きさの手頃なサイズを見つけるのに集中していきました。その日はなんとか2つほど見つかりました。穴の開いている所が見つかる訳ですからこちらを向いているようにも感じます。
石探しという所と、吹いてみてどんな音がするのかという所の2つが面白いところだと思っています。10年以上前最初に犀川で見つけた石が実は今吹いてみるととてもいい音をだす石だったりしました。小さい穴だと思っていても吹き方次第で音は鳴ってくれます。1〜2ミリ程度の小さい穴だとかなりの高音が鳴ります。音量は出ませんが鳥の音に近いものがありそうです。鳥のくちばしや喉の大きさに近ければ鳥の鳴き声のような音になるはずです。
穴を探すと割とまわりに多くて、ボールペンのキャップやペットボトルなど、花瓶の口の小さいもの。吹く時の人間の口の大きさが2〜3センチとすると、口の大きさより小さければ、ほぼ全ての穴に息を吹けば音が鳴るということになります。丁度手取川で石を探していた時風が強かったのですが、風が鉄パイプの片方の開いた口にあたって、いい音を出していました。
循環呼吸も石笛でなんとなくできるということが分かりました。息を吹く時の圧を軽くできれば、できます。小さい穴ほど循環が楽にできるのでした。ほとんど普通の息をしているのと同じ感覚で音が鳴り続けてくれます。音が鳴り続けているので、息を吐いているのか吸っているのか分からなくなる様な感覚にもなりました。
石笛を吹く効能といえるのかどうかはなんとも言えませんが、ひとつ面白い体験をしました。ここ1〜2年之間に左後ろの頭の中が詰まっているような感覚があって、これって血栓だったらやばいなーと思っていました。お酒を飲むと特にその後に感覚がハッキリとしてきていたのでした。ところが、石笛を吹いてその感覚が無くなってしまったのでした。高音の鳴る石笛が効いたみたいなのです。証拠もなにもありませんが体感としては現状頭の詰まりは無くなっています。これは石笛だけというより他に身体にいいことを含めた総合的な効果があったからかもしれません。
石ころだと思っていても、みんな表情が違っていて、鳴る音も様々です。みんな個性があって一つ一つに意志があるのではと思えるくらいなのです。自然がいいのか人口で開けた穴がいいのかもなんとも言えないのですが、穴の開き方でかなり音が変わります。四角い穴だと、息があたる方向によって角度によって二重に鳴ったり、細長い穴だと高周波の音だったりしました。頭の詰まりが取れたのはこの細長い方のようです。
海煌さんが教えてくれたことで、どんな楽器もそうだけれど、石笛は何度か吹いているうちによく鳴り出すもので、初めは石自体は自分のことを鳴る石(楽器)だとは思っていないようなのでどんどん吹けばいいというのです。これは吹く人間の方にもあることで、思い込みで鳴らないと思っていても、鳴ると思えは鳴るもこともあり、吹き方を変えていくと鳴ってくれたりします。
これからどんな石笛に出会えるのかが楽しみな今日この頃です。
音のマスターともいえる海煌さんからは10年以上も前に石笛(磐笛)を聞かされた事がありました。そのインパクトは強烈で、2〜3メートル離れた所から吹く音は耳で聞くというより、頭蓋骨とその中の脳ミソで受け止めるといいったほうが近い感覚なのでした。ビィ〜〜ンと響く音に圧倒され、普通ではあり得ない音の感覚を受けたのでした。正面に発信元の奏者がいるのに聴こえるのは後ろからで脳を直撃するような所がありました。
あまりにも強烈な体験でしたので、海煌さんが帰ったあと無性に石を探したくて犀川へ行ったくらいです。感動でした。なるべく近場の上流で探す事2時間ほどだったかに、2個ほど穴の開いた石を見つけてきました。(写真にも写っています)はじめはなかなか見つからないのでした。
その時海煌さんから、一つ石笛をプレゼントされ(これも写真に写っています)この石笛はとても鳴りやすい穴がキレイに丸く開いています。しかし私の拾ってきた石は小さめの穴で、当時なかなか鳴らすのが難しいと感じていました。

その後、4年程前、陶芸教室に参加した時にテーマとして笛を焼き物でつくろうと、何個かつくりました。(一部写真に写っています)その時には自然の石笛を探すことはなくプチブームは終わっています。
今回の磐笛体験は、瑞亀さんから技法を教えてもらった訳ではないのですが、真近で音を聞けたことがなんといってもよかったです。音を途切れさせないというのも説明抜きで聞けたことがよかったです。ディジュではなんとか出来る循環呼吸も小さい穴の石笛・磐笛では出来ないだろうと思っていたのでしたが、目の前で吹いているのを長時間聞いていると、やればできるということを自然に教えてもらっていたようにも思いました。
当日は最後の方にディジュで少しだけセッションに参加させていただいたという感じでした。瑞亀さんのパワーは凄いものでした。一般的な年齢からするととても思えないくらいのパワーなのです。やはり呼吸は要なのでしょうか。音録りの後の食事の時の会話でも穏やかな調子でありつつも連続して話の途切れないところが普通じゃないほどの元気さなのでした。演奏中もその後もとっても顔色の血色がよいのです。
音のセッション・音録りが済んだある日、なにげに散歩に手取川へ向いました。久々に歩こうかと思って、河原をみると石ころがいっぱいころがっています。お、これは石笛を探さないととワクワクモードに変身し、散歩はどこの空で石笛を探し出していました。
要するに穴の開いた石を探すのですが、河原には大小含めて何万と石がころがっています。穴が開いていても大きな石だったりします。丁度持ちやすい大きさの手頃なサイズを見つけるのに集中していきました。その日はなんとか2つほど見つかりました。穴の開いている所が見つかる訳ですからこちらを向いているようにも感じます。
石探しという所と、吹いてみてどんな音がするのかという所の2つが面白いところだと思っています。10年以上前最初に犀川で見つけた石が実は今吹いてみるととてもいい音をだす石だったりしました。小さい穴だと思っていても吹き方次第で音は鳴ってくれます。1〜2ミリ程度の小さい穴だとかなりの高音が鳴ります。音量は出ませんが鳥の音に近いものがありそうです。鳥のくちばしや喉の大きさに近ければ鳥の鳴き声のような音になるはずです。
穴を探すと割とまわりに多くて、ボールペンのキャップやペットボトルなど、花瓶の口の小さいもの。吹く時の人間の口の大きさが2〜3センチとすると、口の大きさより小さければ、ほぼ全ての穴に息を吹けば音が鳴るということになります。丁度手取川で石を探していた時風が強かったのですが、風が鉄パイプの片方の開いた口にあたって、いい音を出していました。
循環呼吸も石笛でなんとなくできるということが分かりました。息を吹く時の圧を軽くできれば、できます。小さい穴ほど循環が楽にできるのでした。ほとんど普通の息をしているのと同じ感覚で音が鳴り続けてくれます。音が鳴り続けているので、息を吐いているのか吸っているのか分からなくなる様な感覚にもなりました。
石笛を吹く効能といえるのかどうかはなんとも言えませんが、ひとつ面白い体験をしました。ここ1〜2年之間に左後ろの頭の中が詰まっているような感覚があって、これって血栓だったらやばいなーと思っていました。お酒を飲むと特にその後に感覚がハッキリとしてきていたのでした。ところが、石笛を吹いてその感覚が無くなってしまったのでした。高音の鳴る石笛が効いたみたいなのです。証拠もなにもありませんが体感としては現状頭の詰まりは無くなっています。これは石笛だけというより他に身体にいいことを含めた総合的な効果があったからかもしれません。
石ころだと思っていても、みんな表情が違っていて、鳴る音も様々です。みんな個性があって一つ一つに意志があるのではと思えるくらいなのです。自然がいいのか人口で開けた穴がいいのかもなんとも言えないのですが、穴の開き方でかなり音が変わります。四角い穴だと、息があたる方向によって角度によって二重に鳴ったり、細長い穴だと高周波の音だったりしました。頭の詰まりが取れたのはこの細長い方のようです。
海煌さんが教えてくれたことで、どんな楽器もそうだけれど、石笛は何度か吹いているうちによく鳴り出すもので、初めは石自体は自分のことを鳴る石(楽器)だとは思っていないようなのでどんどん吹けばいいというのです。これは吹く人間の方にもあることで、思い込みで鳴らないと思っていても、鳴ると思えは鳴るもこともあり、吹き方を変えていくと鳴ってくれたりします。
これからどんな石笛に出会えるのかが楽しみな今日この頃です。
